白血病を抱えて生きるには

抗悪性腫瘍剤「グリベック」が主な治療対象としているのは白血病です。血液中の白血球が、通常のものとは違った形態で異常に増加し、「白血球の悪性腫瘍」と定義づけられます。乳児から高齢者まで幅広い年齢層に発生する病気です。

「血液の癌」という異名が広まっていて、大変恐ろしい病気と認識されているようですが、厳密には医学上の「癌」とは違うようです(ひらがなの「がん」ならば、病名の「癌」も含めた広い意味合いなので適切)。

死亡率は4割とのことで、特に若年層の病死の原因として高い割合を占めているようです。そういう意味では確かに重く深刻な病気と言えますが、決して「不治の病」と思って最初からあきらめる必要はなさそうです。

なぜなら、化学療法や骨髄などの移植といった、医療技術の進歩と治療成績の向上などのおかげで、助かっている人も確実に増えていっているからです。もちろん、グリベックもそんな人たちの助けに使われています。インターネットなどで調べても、白血病を克服したという人たちの体験談が数多く見受けられます。

つらく苦しい道のりですが、病気と正面から向き合って生きる強い意志を持って頂きたいと願っています。