グリベック

「グリベック」は、ノバルティスファーマ株式会社によって製造・販売されている抗悪性腫瘍剤(いわゆる抗がん剤)である医療用医薬品「イマチニブ」の商品名です。

日本では2001年11月に初めて輸入の承認が下り、販売が開始されました。最初はカプセルでしたが、2005年7月に錠剤タイプ(100ミリグラム)も発売されました。錠剤はカプセルタイプよりも小さく「飲みやすさ」がセールスポイントになっていますが、効果や副作用に大きな違いはないとされています。

効能として、慢性骨髄性白血病、KIT(CD117)陽性消化管間質腫瘍、フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病が挙げられています。具体的には、

①白血病細胞の増殖を阻害することで、骨髄のがん細胞の増殖を止め、血液を正常化する

②消化管間質腫瘍の増殖を進める物質の働きを阻害して、病気の進行を止める

というものです。

グリベックの特徴は、

①がん細胞増殖の指令系統を分子レベルでブロックする、いわゆる「分子標的治療薬」であること

②有効率が高い。また、従来のインターフェロン療法などに比べて副作用が軽く、治療が楽、などです。

※ このサイトは医療の専門家が執筆したものではありません。あくまでも、素人が調べられる範囲で執筆した記事ですので、実際の病状等については、必ず専門の医師に相談してください。